メンタルクリニックについて

ようこそ、全身の筋肉を吊り上げた人のブログへの続きです(このページはショッキングな

内容は書かれていません)。

メンタルクリニックの様子(2019年頃)

最初に必要事項、症状等について記入し、医師の診察を待つことになった。

最初に診察した医師は、記入事項を見て

「寛解は難しいかもしれない」と、表情を曇らせた。

また、僕が

「OCDですかね」

と訪ねると医師は「その可能性もある」と言った。

OCD(強迫症)とは、

自分でもコントロールできない不快な考え(強迫観念)が浮かび、それを振り払おうと

して様々な行為(強迫行為・儀式)を繰り返し行い、日常生活に支障をきたす、あるいは

まったく日常生活が立ち行かなくなってしまう精神疾患        

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のことであり、僕は強迫症の中でも

「ばかばかしいこと、つまらないこととわかっていても強い不安に襲われる」

という文言に心当たりがあった。

僕が自分の意思と反して考えていたことを書いていくと、例えば…

  • 「英語を学ぶと日本語を忘れ、日本語が認識できなくなるのではないか」
  • 「英語を学ぶと日本語を忘れ、日本語で学習した車の運転ができなくなるのではないか」
  • 「自分の前世は金星人なんじゃないか」
  • 「不条理なこと(ギャグ)を考えると論理的に考えられなくなり、生活に支障が出る」
  • 「他からの影響で自分のアイデアが変わってしまうのが怖くて、無意識に知識を吸収するのが怖くなる」
  • 「数学を学ぶと、自分の笑いの感性に影響してしまう」

…といったように思い付いただけでも上記のようなバカバカしいことを強迫的に考えてしまうことがあった。

そして、それらの不安を紛らわせるのに答えの出ないことをネットで調べつづけた。

また、自分の意志じゃない心の声の存在もこの強迫症と関わりがあるんじゃないかと考えた。

筋肉を吊り上げるときに何か悪魔によって

「吊り上げちゃえ。吊り上げちゃえ。」

と言われた気がしていたのも思い出した(僕はのちにこの悪魔と向き合うことになる。)

僕はこれらの記憶もきっかけにして精神科を訪れていた。

そして、2回目の医師の診察の際違う医師に

「違うよ。君のは強迫性障害じゃないよ」

と患者である自分を小馬鹿したように言われた。

僕は嫌な予感がした。

さらに、

「君の症状は他の医師でも強迫性障害じゃないって言うと思うよ」と言った。

「いやいや、1回目の医師の人は強迫性障害かもしれないっていってますやん。何言ってんのこの人」

と僕は思ったが我慢してこの医師のことを聞いていた。

そして、DSM(精神疾患の診断マニュアル)を辞書を引くように調べはじめ

馬鹿の一つ覚えのように

「あったあった」

と言いながら身体表現性障害を診断し、

症状の程度のところに「軽い」と表記した。

僕はこの医師を見て、この国の精神セーフティネットはここまで酷いのかと愕然とした。

この2019年頃のというのは、今(2025年現在)より心の安全性が重視されていない時代だった気がする。

そしてこの医師を見て、この国が精神病になった人が安心して社会に戻れない精神病後進国であることを目の当たりにしたような気がした。

だが皮肉にも、この医師から約6年担当してもらう臨床心理士を紹介してもらうことになった。

次回へ続く。